企業組織にDX(デジタルトランスフォーメーション)導入していく中で必要とされる内容とは?
経済産業省のDX(デジタルトランスフォーメーション)リテラシー基準は、DX(デジタルトランスフォーメーション)を理解する人材を企業に育成し、DXリテラシーがある人材を企業内に増やしていくことでDXスキルを高め、業務効率を劇的に改善させる事を目的としているといえる。
組織におけるDX活用に必要とされるスキル
環境や仕事・働き方の変化を受け入れ、適応するために自ら主体的に学んでいる自身や組織が持つ既存の価値観の尊重すべき点を認識しつつ、環境変化に応じた新たな価値観、行動様式、知識、スキルを身につけている様々な専門性を持った人と社内・社外を問わずに協働することが重要
新たな価値を生み出す事、常識にとらわれない発想、しかし事実に基づく判断が必要。DXを実につけるためには、反復的なアプローチが必要
価値創造のためには、多様性を尊重している既存の価値観に基づく判断が難しい状況においても、価値創造に向けて必要であれば、臨機応変に意思決定を行っている勘や経験のみではなく、客観的な事実やデータに基づいて、物事を見たり、判断したりしていく必要がある。
変化への適用
自社内の多様な立場の人材に寄り添い、多様な立場から、DX(デジタルトランスフォーメーション)に対する挑戦をサポート、推進しなければならない。
顧客・ユーザーに寄り添い、顧客・ユーザー自身の立場に立ってニーズや課題を発見しようとしている
顧客・ユーザーのニーズや課題に対応するためのアイデアを、既存の概念・価値観にとらわれずに考えている
従来の物事の進め方の理由を自ら問い、より良い進め方がないか考えている。
顧客・ユーザーのニーズや課題に対応するためのアイデアを、既存の概念・価値観にとらわれずに考えている
従来の物事の進め方の理由を自ら問い、より良い進め方がないか考えている
DX事例1 日清食品グループ
2019年スローガン「デジタルを武装せよ」目標:2023年までにルーティングワークを19年比で50%削減
業務効率化システムやアプリ:2年間で350超
システム開発方法を変更before:IT部門が要件定義→外部委託で開発
after:業務部門がローコード(kintone、Power Apps)による内製開発+IT部門がサポート
※Power Appsはモバイルアプリを作成
ほぼ全部門に開発できるメンバーが数人ずついる、計80人
内製化による効果コスト削減に成功