AITuber構築への道(Open-LLM-Vtuber構築講座)環境編 aituber Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2025.08.10 目次 1.はじめに 2. 全体像(ロードマップ) 3. VS Codeのインストール 4. WSL(Windows Subsystem for Linux)のインストール 5. VS Code拡張機能「Remote – WSL」のインストール6.GitHub Copilotのインストール(有料オプション) 1.はじめに Open-LLM-VTuberの環境構築にはVSCodeでの開発ならびにWSL上での開発をお勧めします。 理由としては、Open-LLM-VTuberはPythonやNode.jsなど複数の開発ツールを使うため、Linux環境で作業するほうがトラブルが少なく安定します。 WindowsでもLinux環境を簡単に構築できるのが WSL(Windows Subsystem for Linux) です。 そして、このWSLを効率よく操作するために使うのが Visual Studio Code(VS Code) と、その拡張機能。さらにGitHub Copilot を組み合わせることで、AIがあなたのコーディングをサポートしてくれます。 「Github Copilot」は有料なので、無料で開発したい方はもちろんソースコードなどをCopilotや、無料のAIに聞いて進めることで問題ないです。 ただ、VSCodeとGithub Copilotの組み合わせは一言で「ヤバイ」に尽きます。 ちょっとかじったIT屋でも簡単なソフトウェアであれば作れてしまうほどです。 書いてくれますし、間違い修正してくれますし、アドバイスもしてくれます。 このVSCodeと、Github Copilotの連動を味わうと無い生活には戻れない位、強力なツールです。ということで、せっかくなので、VSCodeへのWSLの導入方法と、Github Copilotの導入方法を紹介していきます。 2. 全体像(ロードマップ) VS Codeのインストール → Linux環境を扱いやすくする統合開発環境 WSLのインストールとUbuntu設定 → WindowsにLinux環境を用意 VS Code拡張機能「Remote – WSL」の導入 → VS Codeから直接WSL環境を操作 GitHub Copilotのインストール → AIでコード補完&修正 Fork版Open-LLM-VTuberのクローン&動作確認 → 目的のアプリをLinux環境で動か 3. VS Codeのインストール VS Code公式サイト にアクセス 「Download for Windows」をクリックダウンロードした .exe ファイルを実行 インストールは基本的にデフォルト設定でOK 4. WSL(Windows Subsystem for Linux)のインストール スタートメニューで「PowerShell」を検索 → 「管理者として実行」 powershell で以下のコマンドを入力: wsl –installPCを再起動後、Microsoft Storeで「Ubuntu」をインストール 初回起動時にユーザー名とパスワードを設定 5. VS Code拡張機能「Remote – WSL」のインストールVS Codeを開く 左サイドバーの拡張機能アイコンをクリック もしくは表示から拡張機能をクリック検索欄に「WSL」と入力 「Remote – WSL」をインストール 6.GitHub Copilotのインストール(有料オプション)VS Codeの拡張機能から「GitHub Copilot」を検索インストール後、GitHubアカウントでサインイン 設定で「インライン補完を有効化」 Github Copilot Chatもインストール これで開発準備は整いました。Fork版 Open-LLM-Vtuberの環境構築講座に進みましょう