AITuber構築への道(Open-LLM-Vtuber構築講座)環境編

aituber

1.はじめに 

Open-LLM-VTuberの環境構築にはVSCodeでの開発ならびにWSL上での開発をお勧めします。 

理由としては、Open-LLM-VTuberはPythonやNode.jsなど複数の開発ツールを使うため、Linux環境で作業するほうがトラブルが少なく安定します。 
WindowsでもLinux環境を簡単に構築できるのが WSL(Windows Subsystem for Linux) です。 
そして、このWSLを効率よく操作するために使うのが Visual Studio Code(VS Code) と、その拡張機能。さらにGitHub Copilot を組み合わせることで、AIがあなたのコーディングをサポートしてくれます。 

 「Github Copilot」は有料なので、無料で開発したい方はもちろんソースコードなどをCopilotや、無料のAIに聞いて進めることで問題ないです。 

ただ、VSCodeとGithub Copilotの組み合わせは一言で「ヤバイ」に尽きます。 
ちょっとかじったIT屋でも簡単なソフトウェアであれば作れてしまうほどです。 

書いてくれますし、間違い修正してくれますし、アドバイスもしてくれます。 

 このVSCodeと、Github Copilotの連動を味わうと無い生活には戻れない位、強力なツールです。ということで、せっかくなので、VSCodeへのWSLの導入方法と、Github Copilotの導入方法を紹介していきます。 

2. 全体像(ロードマップ) 

  1. VS Codeのインストール 
    → Linux環境を扱いやすくする統合開発環境 
  1. WSLのインストールとUbuntu設定 
    → WindowsにLinux環境を用意 
  1. VS Code拡張機能「Remote – WSL」の導入 
    → VS Codeから直接WSL環境を操作 
  1. GitHub Copilotのインストール 
    → AIでコード補完&修正 
  1. Fork版Open-LLM-VTuberのクローン&動作確認 
    → 目的のアプリをLinux環境で動か

3. VS Codeのインストール 

  1. VS Code公式サイト にアクセス 

  2. 「Download for Windows」をクリック

  3. ダウンロードした .exe ファイルを実行

     

  4. インストールは基本的にデフォルト設定でOK 

4. WSL(Windows Subsystem for Linux)のインストール 

  1. スタートメニューで「PowerShell」を検索 → 「管理者として実行」 


  2. powershell で以下のコマンドを入力: 



    wsl –install

  3. PCを再起動後、
    Microsoft Storeで「Ubuntu」をインストール
     

  4. 初回起動時にユーザー名とパスワードを設定 

5. VS Code拡張機能「Remote – WSL」のインストール

  1. VS Codeを開く 

  2. 左サイドバーの拡張機能アイコンをクリック 
    もしくは表示から拡張機能をクリック

  3. 検索欄に「WSL」と入力 

「Remote – WSL」をインストール 

6.GitHub Copilotのインストール(有料オプション)

  1. VS Codeの拡張機能から「GitHub Copilot」を検索
  2. インストール後、GitHubアカウントでサインイン 
  3. 設定で「インライン補完を有効化」 
  4. Github Copilot Chatもインストール

これで開発準備は整いました。Fork版 Open-LLM-Vtuberの環境構築講座に進みましょう

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